90年から100年経った民家がカフェになりました。陶器や生花を優しく見守ってくれています。
床の間
上階への階段
入口からの景観
ケヤキの梁もKe-yaki Kitchen を包み込んでくれます。
何年も眠っていたこの古くて大きな民家との出会いは、まるで私達に歩み寄って来てくれたかのようなご縁でした。土間や掘りごたつ、障子や襖が、和洋折中の空気に耐え得るか⁉︎が私達の挑戦でしたが、そこは結局生活の一部、カフェになっても微塵の違和感も起きなかったように感じています。あとはお客様のご好意やお言葉で、店内の雰囲気に磨きをかけていただいています。店舗裏の車両用入口には、建物と同じくらいの年齢だったケヤキの木株が残っています。不思議なことに、私達Ke-yaki Kitchen が来てから伐採されることに…でもどうしたことでしょう?伐採されると同時に、歩行者の皆様にもその存在がもっと認知されるようになりました。
ケーネン ジェームスは、陶芸家として日々芸術と向き合って生活をしています。
2003年、埼玉県狭山市にケー焼陶芸として築窯、スタジオ、ホームギャラリー、陶芸教室を設立。ガス窯および薪窯にてStoneware を中心に作陶活動をしています。陶房では更にデリカテッセン/レストランを経営していた祖父と父から受け継いだ料理のセンスを生かし、フードイベント「陶房の宴」を定期的に開催します。
<賞歴>
2015年4月より、地元のカフェをお借りして週一日カフェ業に従事し始め、2017年5月「Ke-yaki Kitchen」 を埼玉県入間市に開店いたしました。
欧米の家庭料理を中心にランチ/ディナー、そして徹底した手づくりパンをご提供しつつ、母から託されたファミリーレシピも数々ご紹介しています。
「民藝」のコンセプトを大切に陶器を作ります